魂の乗せ方を知れば、人生はより良いものになる
『言霊』という言葉があるように、言葉には魂が宿ります。
その人の性格や思考のクセ、相手への感情などは、言葉からにじみ出てくるものです。
でも、こんな場面はないでしょうか?
・自分が伝えたかったこととは全く別の捉え方をされてしまった。
・怒らせるつもりはないのに相手を怒らせてしまった。
・仲良くしたいのにかえって距離をおかれてしまった。
・謝りたいのに謝れなかった。
・感謝の気持ちを伝えられなかった。
・離婚したくないという思いをうまく伝えられなかった。
特に、離婚の話し合いの時など、自分の思いとは違う方向に話が行ってしまった経験はないでしょうか。
自分の気持ちをちゃんと言えなかったこと、あるいは、相手の気持ちをちゃんと汲み取れなかったこともあったことと思います。
数年前に『伝え方が9割』という本が流行しました。
自分の思いが相手に『伝わる』ためには、『伝え方』に気を付けないとちゃんと伝わらない。
言葉には魂が宿る。
でも、『自分の思い』と『魂の宿り方』がずれてしまうこともよくあることです。
そこで大切なのは、『伝え方』、つまり、『魂の乗せ方』を知ることです。
たとえば、自分が嫌なことを相手がした時、あなたはどのように伝えますか?
『なんでそんなことをしたの?』
というように、『なんで?』と相手に聞いていないでしょうか?
『なんで?』と、質問する方は単に理由を聞いているだけのつもりかもしれません。
しかし、『なんで?』は、責められている、コントロールされようとしていると相手が感じてしまう言葉です。
では、どう伝えれば良いか?
『自分はこういうことされたくないんだ』
というように、自分の希望をそのまま素直に伝える。
それだけでいいんです。
『自分の希望を伝えることはわがままかもしれない。。。』という思いから、つい『なんで(あなたは)?』という聞き方をしてしまいます。
こういう伝え方を『YOUメッセージ』と言い、『自分の希望を伝えること』(こちらは『Iメッセージ』といいます)よりもわがままな言い方になってしまっているのです。
マザーテレサは次の言葉を残しています。
思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。
『思考』は『言葉』になる。
でも、『思考』を正しく『言葉』にする方法を身につけておかないと、最終的な『運命』を大きく損ねてしまうかもしれません。
私は、今後サラリーマンを辞めて独立する予定です。
そのために夫婦カウンセラーの勉強や、心理学的な本を読んだりしています。
そうすると、いかに言葉が大事かということがよくわかります。
身だしなみや立ち居振る舞いで印象が変わるように、言葉はその人の印象を決めるとても大切な要素だと。
さて、離婚当時のことを少し思い返してみてください。
きっと、離婚のさなかは、あまり良い思考ではなく、良い言葉をつかっていなかったことと思います。
私はそうでした。
皆さんはいかがでしょうか。
思い当たる節があるなら、離婚して新たな人生を歩んでいる今、改めて『思考』や『言葉』について考えてみませんか?
新しい人生がよい『運命』になるように、毎日の『思考』、『言葉』を変えていきましょう。
最後に、言葉の力について書かれた非常に面白い記事をご紹介します。
このサイトでおススメしている書籍『書くのがしんどい』の著者、竹村俊助さんの記事です。
『ぼくらは言葉を食べている』
https://note.com/take/n/nc3ebc356e702
私はこのサイトを運営することで、『言葉の力』を磨いていきたいと思っています。
ご覧いただいた皆さんに、栄養のある元気な言葉として受け取ってもらえると嬉しいです。
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