管理人について
当サイトの管理人、Mと申します。
離婚歴のある、40代前半の男性です。
今はサラリーマンをしつつ、兼業で夫婦カウンセラー&行政書士をしています。
私の簡単な経歴についてご紹介します。
プロフィール
・関東の片田舎で生まれ、祖父母、両親、姉と私の6人家族で育つ
・地域は農業を営む家庭が中心で、私の家庭と同じく祖父母と同居して暮らすのが当たり前。
核家族や片親の家庭はほぼ存在しない地域だった。
(結婚しているのが当たり前、独身でいることや、離婚をするということに馴染みがない環境だった。)
・大学入学を機に上京。
しかし、大学にはほぼ行かず、ゲームとアルバイトに明け暮れる。
・一般的な就活をどうしてもやる気にならず、大学時代に唯一取得した簿記の資格を頼りに、都内の小さな税理士事務所に就職。
・20代半ば、学生時代から付き合っていた彼女と授かり婚。
・2人目の子供が生まれることを機に、人生の安定を考えて都内の一般企業に転職。
・その1年後、当時の妻から突然離婚を突き付けられる。
※突然というのは当時の私の主観です
・元妻が子供を連れて家を飛び出す。
話し合いを試みるも、相手の気持ちを変えることはできず、離婚に合意。
・離婚時に妻が提示した条件は以下のとおり。
◆財産分与は半分
◆慰謝料、養育費はない代わりに、今後一切子供とは会わない。
お互いの意思をしっかりと証拠として残すために公正証書を作ることとする。
公証役場に条件を伝え、公正証書作成。
※子供のこと、養育費のことなど、これで良かったのかというご意見あるかと思います。
もちろんこれがベストだとは思いません。
しかし、そもそも夫婦の未来を描けなくなった時点で、
子供にとってのベストな道は(たとえ離婚していなくても)もはやないのだと思います。
また、たとえ公正証書を書いたとしても、民法では
・親が子供と面会する権利
・子供が養育費を請求する権利
が認められており、当事者間の決め事よりも法律のほうが優先されます。
なので、いざというときには、この公正証書はなんの意味を持たないことになります。
しかし当時、法律がどうであれ、自分たちが決めたことをきちんと意思表示することが大事だと考えました。
子供たちはまだ小さく、上の子が自我が芽生えるかどうかという年齢だったこともあり、
めったに会えない父親がいるよりも、最初からいない方がよいのではないか。
また、これから新しい父親が出来たときに子供たちはその父親を受け入れやすいのではないか。
そんな考えもあり、とにかく、自分たちが決めたことを曲げない。
ということを心に決めました。
以降、元妻にも、元妻との子供にも一切会わずに今日に至っています。
・離婚後、親しくさせてもらった方々の色々な生き方、考え方に触れ、
また、色々な書籍を読む中で、結婚生活の中でいかに自分の考えが甘かったか。
俗に言われるダメな夫の典型だったことを痛感する。
※当時、子育てを終えた夫婦の離婚が急増し、熟年離婚という言葉が流行していました。
熟年のことだから自分には関係ない・・・などと思っていましたが、
まさに自分も、妻への気遣いを怠り、離婚などするはずがないと思っている
昭和のお父さんの一人だったのです。
・親子は、たとえ離れていても、血のつながりが消えることはないけれど、
夫婦は、お互いが意識し続けないと、簡単に壊れるものなんだと、当たり前のことにようやく気付き、大いに反省。
自分の性格、人との付き合い方、新しいパートナーが現れた時に大切にしたいことを見つめ直す。
・離婚から約6年後、今の妻と再婚をする。
絶対に幸せな夫婦になると誓う。
・再婚にあたり、もしもの時のために遺書を書こうと決意。
自分のパターンに当てはまる条件の遺書の書き方をネット色々と調べるも完全回答が無く、悶々とする。
悩んだ挙句、自分の望みを整理し、自筆の遺言証書を作成。
・今の妻と2児を設ける。
東京近郊(いわゆるドーナツ化現象のドーナツゾーン)にマイホームを建てる。
・マイホーム購入にあたり軽い不動産トラブルに遭遇。
自分の不動産知識のなさに腹が立ち、独学で宅建資格を取得。
・夢のマイホームで暮らし始めたものの、都内への通勤と残業で平日はほぼ子供と関われない日々。
家族との時間を少しでも増やしたく、自宅近くの会社に転職する。
・自分の周りの友人で離婚をすることになった人が増える。
精神的苦痛、数多くの事務的な手続きなど、辛い離婚経験を友人も味わっていることにやるせなさを感じるとともに、
離婚経験者として何かできることはないか考える。
・2020年、このホームページを立ち上げる。
・2021年、夫婦カウンセラーの資格を取得。
・2022年、行政書士の資格を取得し、行政書士登録。
現在、会社勤めをしながら、夫婦カウンセラー兼行政書士として活動中。
管理人の思い
私は今、会社勤めをしながら、夫婦カウンセラー兼行政書士として活動をしています。
なぜこの2つの資格で活動をしているのか。
それは、私が離婚を経験した時、以下のように感じたからです。
⓵離婚の時は、法律やお金の話ばかりになり、心が置いていかれる
離婚のさなかにいる時は、「財産分与」「慰謝料」「養育費」「面会交流」などといった、
法律やお金の問題に直面します。
そして、心の大部分がこちらの問題に引っ張られてしまいます。
パートナーと本当に話したいこと
自分が本当に望むこと
は、二の次になってしまい、どこか他人事のように物事が進んでいってしまいます。
法律やお金、今後のためにもちろん大事なことです。
でも、あなたが望んでいたことって、そこだったのでしょうか?
あなたの心は、本当は別の道を望んではいなかったでしょうか?
もし、離婚問題の真っただ中にいるときに、
自分の心に寄り添って、一緒に考えてくれる人がいたら。。。
孤独で不安な思いを和らげることができたかもしれない。
自分の誤りをしっかりと受け止めることができたかもしれない。
離婚を回避できたかもしれないし、離婚しても、もっと良い別れ方ができたかもしれない。
そんな思いから、
「夫婦の問題に悩む方の心に寄り添いたい、力になりたい」
と思うようになりました。
そこで、夫婦カウンセラーの資格を取得しました。
②離婚をするとイヤでも法律と向き合うことになる
離婚と法律は、切っても切れない関係です。
私は離婚の際に離婚協議書を作成し、公正証書にしました。
また、再婚にあたり、遺書を書きました。
離婚関連の手続きは、これまでの人生で全く触れたことがありませんでした。
おそらく、ほとんどの方は私と同じで、離婚して初めて知ることばかりだと思います。
書面の書き方は自分で色々と調べて書きましたが、
この書き方で後々問題が起こらないかなど、とても不安な気持ちになりました。
だったら、自らそういう書類や手続きのプロになろう。
そう決心し、行政書士になりました。
以上、私が夫婦カウンセラーと行政書士をしている理由です。
心と法律、両面からあなたの助けになれたら、私はとても嬉しいです。
ご相談は
から。